2021/06/20 20:30
jac jam( メンテナンス クリーム ) その2
5月にご紹介した万能クリーム『 jac jam 』
そのミニマムモデルがデビューしました
内容量は50g、お値段は3300円(税込)です
クリームは完全天然成分で製造されております
4種ハーブモデルと、今回「香り無し」モデル が加わりました
本革と合皮のクリームを別けて扱うのは面倒ですよね、
このクリーム1つで、本革、合成皮革、金属、等、が利用可能!
クリームの使い別けが必要ありません!
■利用方法
・必要資材
1. jac jam 1つ
2. メンテナンス用の綿生地 3枚
綿生地A:汚れ拭き取り用
綿生地B:クリーム塗布用
綿生地C:仕上拭き取り用
・運用方法
1. 利用したアイテムを綿生地Aを使って外周の汚れを拭き取る
2. 綿生地Bにjacjamクリームを適量(極少量)染み込ませ、ゆっくり優しく撫でて行く
表面に薄っすら塗布する。凄く伸びるので沢山は必要ありません
※注意:クリームはべちゃべちゃに塗らない。塗る必要がない
塗り過ぎてしまった場合は綿生地Cで拭き取る
3. 適切な環境で、適切な形状で保管する
4. 利用前に綿生地Cで塗布したエリアを優しく軽く拭く
【写真】ラインナップ
■実験
今回はレザーにクリームを塗ってどれだけシミが残ってしまうのかを実験しました
実験には牛革を使用しました
【実験写真】
革表生地 中央付近の変化している部分が jacjam を塗った部分です
24時間後の状態。輪じみは消えクリームを塗布した部分のみ肌触りが良くなっています
【実験写真】
革裏生地 中央付近の変化している部分が jacjam を塗った部分です
この生地はスエードの処理をされていませんがスエード側となります
24時間後の状態。此方も輪じみは消えクリームを塗布した部分のみ肌触りが良くなっています
■合成皮革( フェイクレザー )
今年も梅雨入りし、ジメジメとした湿度が高く、高温のシーズンに突入しました
合成皮革:フェイクレザー とは手短に言えばただのビニール生地です
高紫外線量、高温多湿の環境で保管すると加水分解します
バックや、靴が、
ベタベタになったり、
表皮の薄皮が剥がれ出したり、
生地がボロボロと崩れたり、
生地同士がぺったりくっついてしまったり、
こんな経験はありませんか?
この様な症状が 加水分解 です
四季のある日本は特に加水分解が生じやすい環境です
生地(アイテム)を労わり、正しい保管方法を行う事がアイテムを長く利用ができるのです
・生地(アイテム)を労わる
利用毎にメンテナンス
・正しい保管方法
正しい形状で置く
高温多湿で置きっぱなし、保管しない
上記の2項目で何もしない運用よりも、だいぶ長く利用する事ができます
本革製だから何もしなくて良い!?
そんな事はありません!
本革製品も同様に正しい取扱いをしなければ、品質は低下して行きます
人間もメンテナンスしないと老化が早いですよね
メンテナンスは、人間も、アイテムも、重要なポイントとなるのです
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