2024/10/13 16:14

「 真鍮チェーンが途中で切れてしまった 」という条件で、

925材を利用し、精密アーク溶接で連結させる実証実験である

通常のロウ付溶接の場合は、接合周囲へ熱エネルギーが伝導し、
真っ黒に焼けこげる。溶けるて変形する。などの破損が発生する

精密アーク溶接によって、925材を利用し連結が可能であるかと、
接合部周辺に与える影響の確認を行う。



結果
925材を連結材料として使用する事は可能であった
綺麗な溶接も可能である。925は熱伝導率が高く、アーク溶接による焼け変色、黒いススが発生するが、
処理を行えば完全に除去可能である。この点は貴金属素材であるため問題ない。

接合部周辺の変色につは、溶接条件により黒いススのみ付着する
実験映像では黒いススの付着は発生しなかったが、溶接に大きな出力が必要となる場合に黒いススが発生付着する。
黒いススにつていは、除去可能
メッキを破損させないため、再メッキを必要としない

連結材が貴金属なので、対象材料のみを仕上処理することで、
美しい仕上がりが可能であることが解った
ロウ付とは異なり、熱伝導が発生しない事で、焼き鈍しも生じることがなく、
材料強度を低下させる事がない。


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