2017/06/29 14:53
こんにちは、
ヴリルコンジャンクション 通販お修理 です。
今日は、VivienneWestwood社製 ORB ペンダント の リフォーム につてご案内です。
なるべく分かりやすくできないかな? と、作業区切りの写真を掲載します。


【 ご依頼品 】
TINY ORB pendant (ゴールドカラー)
【 ご依頼内容 】
・サークルが曲り
・接触部分のメッキが落ち
・ラインストーンも幾つか脱落
1. 入院状態
・全体に油脂分、大量の垢、ゴミ、緑青
・全体メッキ/本体金属(地金) の 腐食剥がれ/腐食穴あき(ザラザラ)
・ストーン接着材の劣化
・ラインストーン蒸着鍍金の剥がれ
・サークルが曲り
・ラインストーンも幾つか脱落
2. 外周の不純物を全て除去
ラインストーン、球体も不純物です。人体からの分泌物も邪魔です。
ラインストーンの除去後、ストーンホール内の接着剤も全て取り除きます。
3. 裸になったペンダントは古い鍍金(メッキ)とザラザラの肌に…
古い鍍金を落とし、ザラザラの表面を研磨します。古い鍍金をどんどん落とします。
4. 新規鍍金加工
鏡の様な状態になります。撮影する際に色々写り込んでしまいます。
※破損状状態により鏡面クオリティに影響がでます
5. 新しいパーツの設置
新規ストーン、新規ボールを設置。更に当社では硝子被膜を1コートプレゼントしています。
退院後の送迎は、黒猫、又は、飛脚でご自宅へお帰りになられます。
【 作 業 】
各写真は作業切替時の一部です。実際は沢山の作業をコツコツ処理してゆきます。
多くのお直し店の ビフォー ~ アフター 写真、 そして 加工代金 だけを見てしまいますと、
「 簡単に直せるのに 修理代金が高額 」の様な印象をもってしまいますが、
お修理は全行程が手作業で沢山の時間を必要とします。
製造の様に機械にセットすれば出来上がるというものではありません。
「いつもと調子が違う」「形が変わった」「壊れた」「臭い?」と思ったら
購入店へ持込みクリーニングの相談をしましょう。
購入店、街のお直し屋さんで断られてしまったら、
当社へご相談ください。